大雨に備える

大雨が予想されているときには、気象情報・空の様子・周囲の状況に注意し、異変や危険を感じた場合にはすぐに身の安全を図る行動をとりましょう。

出典: アフロ

目次

大雨のときは洪水や浸水、土砂災害の危険が高まります。ハザードマップなどを確認し、事前に危険性が高い場所をチェックしておきましょう。

大雨によって起きる災害

土砂災害

崖地周辺や山間部では、土砂災害に注意。警報が発表されなくとも、土砂災害の前兆が見られたら、安全を確保した上で避難しましょう。

内水氾濫

地下室や半地下家屋を設置している建物や道路より低い土地にある建物では、集中豪雨により浸水被害が増加する傾向にあります。浸水に備えて「止水板」や「土のう」などを準備するとともに、危険を感じる前に避難しましょう。

河川洪水

大雨が降ると、低地帯では冠水するおそれがあります。河川沿いに住んでいる人は、地域の防災情報などに耳を傾け、すぐに避難できるようにします。

出典:東京都発行 防災ブック「東京防災」147ページ

大雨のときのNGポイント

河川や用水路の周辺に近づかない
  • 大雨によって河川や用水路の水かさが増し、その周辺にも激しい水の流れができることがある。
  • これまでにも、側溝のフタが外れていることに気づかず、そのまま流されて死亡する事故が発生している。
  • 大雨で増水しているときは決して河川や用水路の周囲にも近づかないようする。
アンダーパスには近づかない
  • 突発的に発生する短時間の大雨では、降雨量が都市の排水処理能力を超えることがある。
  • 処理しきれなかった雨水は標高が低い場所へと流れ込むため、アンダーパスはあっという間に冠水する。
  • これまでにも、車両が冠水したアンダーパスに取り残され、水没した車内で溺死する事故も発生しているため、車を運転中に大雨に遭遇した場合はできるだけ低い場所を避けて運転する。

アンダーパス:立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道。

地下施設から地上へ避難する
  • 突発的に発生する短時間の大雨では地下施設が冠水し、たびたび死者も出ている。
  • 地下施設にいるときは、気象庁が発表する最新の気象情報などを随時確認する。
山などの急な斜面には近づかない
  • 現在の科学技術では、土砂災害がいつ・どこで・どの程度の規模で発生するのかを予測することは困難。
  • 大雨警報や土砂災害警戒情報が発表された場合は、山などの急な斜面に近づかないようする。
  • 斜面から小石が落ちてくる」、「湧き水がにごる」など、異常があった場合は、安全を確保したうえで避難する。

出典:レスキューナウ

停電に備える

停電が起きた時、心配なのはスマートフォンのバッテリーです。電池を長持ち出させるためのテクニックと災害伝言板・SNSの安否確認利用法をご紹介します。

大雪に備える

大雪が予想されているときには、気象情報や周囲の状況に注意し、異変や不安を感じた場合にはすぐに身の安全を図る行動をとるようにしましょう。
基本的には不要な外出は控えましょう。

防災手帳についての免責事項

災害発生時には政府機関や各自治体の発表する情報にも注意を払い、必要に応じてすみやかに避難等を行ってください。必ず、他の情報と併せて状況を確認するようにお願いいたします。

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