河川洪水避難の注意点と避難所に行けない時

水害が起きた時、どのように避難すればいいのか。浸水が起きている際に避難を試みると、命の危険を招く可能性もあります。どうすれば良いか確認しましょう。

出典: 内閣府、国土交通省

目次

避難をする前に思い出したいこと

水の中で人は思った以上に歩けません。大人でも歩くことができないことがあります。

浸水が50cmを上回る場合(大人の膝上程度)の避難行動は危険です。流れがはやい場合、20cm程度(大人の足首程度)でも歩行が不可能になることもあります。また、用水路などがある場所では転落の危険が高まるため、避難を控えましょう。

車による避難は、特別な場合を除き控えましょう。車は浸水には強くありません。30cm以上であればエンジンが止まり、そのまま流され、ドアが開かなくなるおそれがあります。

浸水被害が拡大する前に状況を確認し、早めの避難を心がけることが、一番大切です。

避難をする際に忘れてはいけない5つのこと
  1. 避難をする際には、必ず靴を履く必要がありますが、長靴はNG。水が入って重くなり、動きづらくなる可能性があるため。脱げにくい紐付き運動靴などで避難しましょう。

  2. そもそも浸水時の避難は危険ですが、単独行動も危険です。できるかぎり集団行動をしましょう。

  3. 万が一水の中を歩かなければならない時には、長い棒を頼りにしましょう。側溝やマンホールなどにはまらないよう、棒で確認しながら十分注意して歩くことが大切です。

  4. 持ち物はリュックに入れ、いざという時に両手が使えるようにしましょう。

  5. 小さい子どもがいる場合は、ロープで子どもの体をしばり、両端を大人が持つようにしましょう。

出典:国土交通省「浸水深と避難行動について」、国交省東北地方整備局「わたしの防災手帳」をもとにBuzzFeed Japanが作成

避難=避難所ではない(垂直避難のすすめ)

災害が起きそうなときは、近所の体育館や公民館に避難することだけが選択肢ではありません。

外が真っ暗だったり、浸水していたり、避難することが危険な状況のときは、自宅のできるだけ上の階や、近くにある頑丈な高い建物に避難することが大切です。

これを「垂直避難」といいます。土砂災害の可能性もあるため、山からできるだけ離れた部屋を選ぶなどして、最低限の安全を確保しましょう。

出典:内閣府「避難に関する国の指導等」、国土交通省「浸水深と避難行動について」、首相官邸「避難はいつ、どこに?」、千葉県「津波避難計画策定指針(案)」をもとにBuzzFeed Japanが作成

2020年03月30日公開

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